bouzuya.hatenablog.com

ぼうずやのにっき

家族で鍋

ひさしぶりに家族で鍋をつつくことになった。

土曜日に弟から電話があった。日は今日。月曜日の夜だ。妹の仕事の都合らしい。ぼくは今日は遅くなる予定だったのでそのとおり伝えていた。

そして予定どおり今日ぼくは残業だった。3時間ほど残業をして21:00に会社を出た。電車を降りて駅から徒歩15分の弟の家に向かった。外はとても寒かった。コートを薄く感じた。

ぼくが弟の家に着いたとき鍋はほとんど空だった。そのだしの色からキムチ鍋だと分かった。すでにみんなくつろいでいて、ちょうど室温と同じような雰囲気だった。まとまりのなくなった鍋の具材とも似ていたかもしれない。妹は居なかった。まとまりが悪い。そういう人間も居る。

ぼくが鍋に残ったわずかな具を片付けると雑炊を作ってくれた。のりは韓国のりしかなかった。それでも温かくておいしかった。この時期の鍋は幸せな気持ちにしてくれる。ぽかぽかとする。

明日は大切な仕事がある。がんばろうと思う。

32 min.