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ぼうずやのにっき

ぼくの湯たんぽ

ぼくは湯たんぽを愛用している。

ぼくと湯たんぽとは仲良しである。どれくらい仲が良いかというと、毎晩一緒に寝ているくらいだ。これだけ聞くと友達どころか恋人以上である。「湯たんぽはぼくのもの」とだって恥ずかしがらずに言える。そもそも人ではないが。

ともかくぼくは毎晩のようにお湯を沸かしては湯たんぽに注いできた。

しかしこのお湯を沸かす作業がなかなか面倒なのである。ぼくの湯たんぽは2.2Lのお湯が入るもので、これをいっぱいにするために電気ケトルでお湯を沸かして入れている。電気ケトルは一度に1.2Lのお湯を沸かすことができるすぐれものなのだが、湯たんぽ用として見ると力不足である。2回も電気ケトルでお湯を沸かすのはなかなか面倒である。残った0.2Lをどうすればいいのか悩んでしまう。悩んだあげくコーヒーにまわすと寝たいのか寝たくないのか分からない状態になる。

そんなわけでもっと良い方法はないものかと考えてきた。

ふと思いついたのが、お風呂のお湯を使うことだった。あまり清潔とは言えないが、お湯を沸かす必要もない。湯船に湯たんぽを沈めてぽこぽこと浮かんでくる泡を眺めること十数秒である。はやい。

湯たんぽを用意してみてすぐに気づいたことには明らかに温度が低い。いつも100℃のお湯を入れているのだから当然である。試しに寝てみたのだけれど、力なく布団の中を転がるだけの邪魔者になってしまった。

何か良い方法はないものだろうか。今日もぼくは余ったお湯で紅茶を飲みながら考えている。

24 min.