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ぼうずやのにっき

bim(bouzuya's Input Method for Vim)1.0の公開

bim 1.0を公開した。説明が面倒なので、以下にドキュメントより抜粋する。最後に開発状況と使用時の注意点を記載しているので、最後までざっとで良いので目を通すこと。

概要

bimVimで動く日本語入力システムである。次のような特徴を持つ。

  • ローマ字入力に対応する。かな入力には対応していない。
  • SKK(*1)と同様に文法的知識を用いない「かな→漢字」変換機構を持つ。
  • SKKで言うところの入力モード・変換モードを持たない。 カタカナが必要な場合には、文字入力後にカタカナに変換する。
  • Microsoft IME(*2)と同様に入力した文字は既定で未確定状態である。

かな漢字変換にはSKK辞書を必要とする。

*1: SKKは、佐藤雅彦氏により開発されたかな漢字変換プログラム。 http://openlab.ring.gr.jp/skk/ *2: Microsoft IMEは、Microsoftにより開発された日本語入力システム。

使い方

:BimEnableでbimを有効にする。

「入力された文字」は変換により「変換された文字」になり、 「変換された文字」は確定により「確定された文字」になり、 「確定された文字」は反映によりバッファなどに反映される。

変換・確定・反映、およびその他の操作を示す。

<Space>
			読み仮名を漢字に変換する。変換。
;
			変換された文字を確定する。確定。
			確定された文字のみの場合はバッファなどに反映する。
			反映。
q
			読み仮名をカタカナに変換し、確定。
			確定された文字のみの場合はバッファなどに反映する。
			反映。
l
			入力した文字をそのまま確定する。確定。
			確定された文字のみの場合はバッファなどに反映する。
			反映。
:
			送り仮名の入力を開始する。

実際の操作例を示して、表示について説明する。まず、送り仮名がない場合の例を示す。

入力された文字: a
表示される文字: [あ|] [a|]
                (1/3)[ 亜  吾  彼  阿  婀  痾  唖 ]

入力された文字: i
表示される文字: [あい|] [ai|]
                (1/4)[ 愛  相  藍  間  合  亜衣  哀 ]

入力された文字: <Space>
表示される文字: [愛|] [ai|]
 (変換操作)     (1/4)[*愛* 相  藍  間  合  亜衣  哀 ]

入力された文字: ;
表示される文字: 愛[|] [|]
 (確定操作)     (1/1)

入力された文字: ;
表示される文字:
 (反映操作)

次に送り仮名がある場合の例を示す。

入力された文字: a
表示される文字: [あ|] [a|]
                (1/3)[ 亜  吾  彼  阿  婀  痾  唖 ]

入力された文字: i
表示される文字: [あい|] [ai|]
                (1/4)[ 愛  相  藍  間  合  亜衣  哀 ]

入力された文字: :
表示される文字: [あい]| [ai]|
 (送り開始)     (1/4)[ 愛  相  藍  間  合  亜衣  哀 ]

入力された文字: s
表示される文字: [あい]s| [ai]s|
                (1/1)[ 愛 ]

入力された文字: areru
表示される文字: [あい]される| [ai]sareru|
                (1/1)[ 愛 ]

入力された文字: <Space>
表示される文字: [愛]される| [ai]sareru|
 (変換操作)     (1/1)[*愛*]

入力された文字: ;
表示される文字: 愛される[|] [|]
 (確定操作)     (1/1)

入力された文字: ;
表示される文字:
 (反映操作)

インターフェース

コマンド

:BimEnable
			bimを有効にする。

:BimDisable
			bimを無効にする。

:BimToggle
			bimの有効・無効を切り替える。

オプション

g:bim.dict\_path
			読み込みのみのSKK辞書のパスを指定する。この辞書はソー
			ト済みであり、annotationなしでなければならない。

g:bim.user\_dict\_path
			読み書きされるユーザー辞書のパスを指定する。この辞書
			はソートされていなくても構わない。

設定例

nnoremap <silent> <C-j> <C-\><C-o>:BimToggle<C-m>
let g:bim = {
    \ 'dict_path': '~/SKK-JISYO.L.utf8',
    \ 'user_dict_path': '~/.vim-bim-dict'
    \ }

開発状況と注意点

上記のドキュメントは1.0向けのものであり、現在2.0に向けて改良している。機能や構造など大幅に変更する予定なので、1.0は様子見をおすすめする。GitHubのmasterを取得すると2.0向けに機能追加されたものになるため、タグ1.0から取得すると良い。

まだまだ不具合・未実装の機能が多いので長い目で見てほしい。実装するかは分かりませんが、機能要望等はGitHubのIssueにどうぞ。

27 min.