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ぼうずやのにっき

『達人プログラマー』を読み終えた

『達人プログラマー』を読み終えた。プログラミングの本ではなく仕事術の本と考えると良い。プログラミング言語固有の知識ではなく、どのような考えかたをするとうまくいくのかが書かれている。もちろんタイトルから分かるとおり、達人プログラマーになるためのアドバイスをする本なので、プログラミングからかけはなれた本ということもない。

具体例を挙げると、理解できないウィザードのコードを使うなとか、テストが終わるまでコーディングを終わりにするなとか、常にソースコード管理を使えとかのプログラミングに近い部分から、いい加減な言い訳よりも対策を用意しろとか、常にあなたの知識ポートフォリオに投資しろとか、プログラミングに限らない内容も含んでいる。

各章は細かいセクションに分けられている。目次を見て気になる部分だけをピックアップして読むのも良いかもしれない。

それらのセクションの中にたまにヒントが挙げられている。さきほど示したような簡潔なメッセージである。これが巻末にまとめられていて、ざっと見返すことができる。上記の例はそこから抜粋した。

ヒントの中にはあたりまえのものとして実践できていることもあれば、分かっているけど実践できないものもある。ぼくの気になった点はテストや品質を意識している点と、作業の自動化を強くすすめている点だ。これらはぼく自身の興味がある点でもある。

難を挙げるとすれば表現である。分かりづらい表現がある。なにか別のものに例えているけど、直感的でなかったり、さきほどの例でも知識ポートフォリオという言葉をぼくは分かりづらく感じる。他にも「石のスープと蛙の煮物」と題された項目など、実際に中身を見ないと分からないものが多い。人によって意見は異なるだろうが、クセがあることは確かだ。

そこそこ面白い読みものだと思う。

30 min.