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ぼうずやのにっき

ご飯シチューについて妹に聞いてみた

昨日は珍しく妹と会って食事をした。ひさしぶりに会ったところで、特に話題もないし、互いに興味もないので、とりあえず、「ご飯シチュー」について話してみた。

ご飯シチュー」とは、昨日あたり話題になっていた記事で、「26歳女性 「彼氏の実家に行ったらご飯にシチューをかけて食べててショックを受けた」」というものだ。

ぼくはこの記事をはてなブックマークに追加し、いつものようにいい加減なコメントをつけた。コメントの内容は「好きにすればいい。無意味な先入観は捨てて、実際に食べて、いけるかいけないかで判断すればいい。ぼくはかけないけど、かけても食べられる。カレーライスと似たようなもんでしょ。 」というもの。

コメントから分かると思うけれど、ぼくは他人の食べ方なんぞ気にしないタイプだ。ご飯に納豆かけて食べようが、納豆にキムチ入れて食べようが、みそ汁に納豆入れて食べようが、気にしない。気にならない。ぼくはしないけど、よりおいしいなら真似するかも、くらいのずるいスタンスである。気にしない。

記事自体にはそんなに興味はないのだけれど、ちょうどいい頃合いの記事だったので、話題に選んだわけである。ぼくよりも一般人に近い感性を持っているであろう妹に意見を聞いてみたくなった次第だ。

妹に伝えたところ、「一人でやってたら良いけど、家族で当たり前ぽくやってたら「そっち系かあ」とか思っちゃうなあ」とのこと。へえ。「そっち系かあ」のニュアンスが文章だと表情がないので伝わりにくいけど、ぼくの見た感じだと「口に出しては言えないけど、ちょっと引いちゃう。ま、いいけど」といった様子だった。

妹は、割と変な食べ方とか平気な方である。柿の皮をむかずに食べたり、いろんなものをぶち込んで炒めて食べたり……。地球上の大体の場所で楽しい食生活を送れそうだと、そう思う。そんな妹でも、妹なりに普通のラインがあって、それがやぶられている、他の家族で常識になっている。そういう状況には引くこともあるんだなあ、と。

こういう感覚の違いって難しいな。好き嫌いみたいなもので、確かにあるんだろうけど、なぜその違いがあるのか分からない、ってそういうもの。こういうのに敏感になれないのが、ぼくが他人とズレてるところのひとつなんだろうな。

ちなみにこの話にオチはない。場をつなぐためだけのあたりさわりのない話題に、オチや笑いを強制するのは関西人同士でも良くないと、ぼくは思う。そっとしておくといいんじゃないかな。ご飯シチューと同じように。

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