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ぼうずやのにっき

年賀状のノルマ

今日はわけあって職場はバタバタとしていました。そのざわつきかたといったらまるで師走のようでした。おかげでぼくはやりたい仕事が片付かずもんもんとし、月曜日がゆううつで仕方ありません。そんなことを書いても仕方ありませんので他のことについて書きます。

1月ももうすぐ半分が終わることになります。そこでひと段落ついたであろう年賀状について書いてみようと思います。

今年は年賀状が例年より取り上げられていたように思います。特に取り上げられていたのが郵便局員に課せられるノルマに関するものです。ぼくが見たものではアルファルファモザイク毎日放送のVOICEなどがあります。

取り上げられる点としてはおおよそ次のようなものです。

  • 郵便局員に達成の難しいノルマが設定されていること
  • アルバイトなどの非正規の社員にもノルマがあり、立場上、達成を強制される形になる(自費にて購入)こと
  • 郵便局員はノルマを達成するために金券ショップなどに流していること
  • 金券ショップで通常より安く年賀状が販売されていること 
  • 郵便局は現状をどう考えているのか。民営化の影響で。若者の年賀状離れがなど

親戚に郵便局員が居るためノルマについてはよく知っています。正社員であるその親戚には数千枚のノルマが、アルバイトでも千枚を越えるノルマが、中には9千枚近いノルマが設定されるそうです。

ぼくは千枚でさえ途方もない枚数だと感じます。ぼくやぼくの友人、おそらくぼくの世代のほとんどは年賀状を書かないでしょう。ですから、ぼくがアルバイトなら千枚は到底さばけません。ノルマ達成を考えるならすぐに諦めて金券ショップに持ち込むことになります。

おまけにノルマは去年より増えているそうです。震災の関連で東北分がまわってきているからだそうです。経営層は何を考えて目標を設定しているのでしょうか。前年より売れるという考えなのでしょうか。時代の変化を感じないのでしょうか。ぼくは年賀状どころか年賀メールさえやめています。年賀状の時期どころか年賀状自体が終わっていると感じています。年賀状の発行枚数を増やす話を聞くたびにあきれてしまいます。

年賀状はご存知の通り5円支払えば切手やはがきと交換してもらえます。金券ショップであれば年賀状を交換しても売りさばくことができますし、郵便の料金の支払いとして使うこともできます。つまり金券ショップ側からすれば45円より安い値段で仕入れてしまえばまず損にはなりません。45円なら定価で買うのと同じことです。高いノルマが設定されるほど金券ショップに流れる年賀状が増えるでしょうから金券ショップはより安く年賀状を仕入れることができます。

分かりやすい書き込みがありましたので引用します。例として郵便局員が金券ショップに40円で年賀状を流しています。

187 アフィ大好き(神奈川県) :2012/01/06(金) 23:44:31.34 id:FKhQkXgh0
    郵便局員が100%の値段でノルマとして年賀はがきを買う=郵便局員-50円
    
    →金券ショップが80%(10円引き)くらいの値段で買い取る
    =郵便局員+40円 金券ショップ-40円

    →郵便局が80%(手数料5円、つまり45円)の値段で金券ショップから買い取る
    =金券ショップ+45円 郵便局-50円
    
    →郵便局が年賀はがきを廃棄処分し、同じ額面分の切手やはがきを発行する
    郵便局が郵便局員が100%の値段でノルマとして年賀はがきを買う(以下ループ)
    =郵便局員-50円 郵便局+50円
    
    一回ループすると一枚あたりの利害は…
    郵便局員:-50+40=-10 金券ショップ:-40+45=+5 郵便局:-45-?(廃棄コスト、製造原価)+50

    これ郵便局も郵便局員も損するシステムじゃないの?誰が得すんだよ

郵便局が郵便局員に年賀状を売り、郵便局員が金券ショップに年賀状を売り、金券ショップが一般客に年賀状を売り、金券ショップの売れ残りを郵便局が切手やはがきと交換するという不思議なサイクルができています。ノルマを上げるほど、郵便局員のふところから金券ショップへお金が行き、年賀状は安く売られるようになり、郵便局は架空の売り上げ枚数を記録することになります。

このノルマは郵便局の意地なのでしょうか焦りなのでしょうか。つまらない意地ははりたくないものです。