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ぼうずやのにっき

『Head Firstデザインパターン』を読んでいる

『Head Firstデザインパターン』を読んでいる。

本書はJava(オブジェクト指向)の界隈では有名なGang of Fourデザインパターンを解説するものである。このデザインパターン解説という内容の書籍は既にたくさんあるのだけれど、ぼくはこの本を過去に読んだどの本よりも良いと感じた。

その理由はいくつかある。まず第一に飽きさせない工夫がされていることだ。

デザインパターン解説はパターンのカタログである。様々な状況に対応するためのパターンを淡々と並ぶ形になる。カタログなのだから当然だ。通販のカタログなら色違いのタオルが延々と並ぶようなことはないだろうし、それなりに楽しめるだろう。しかし、デザインパターンのカタログは似たような図形が並ぶUMLとそれを適用する状況や利点などが書かれた文章がひたすら続く。これにはさすがに飽きてしまう。

しかし、本書はたくさんのイラストや吹き出しや書きこみのような文言があるなど、飽きさせない工夫が詰まっている。これはとても良い点である。まだ見たことはないがHead Firstシリーズはおそらくこのようになっているのだろう。これは面白い。

もう一つの理由は、例が独特であることだ。

パターンごとにコード例が示されるのはよくある構成だが、本書の例は独特な状況を伴っていて面白い。例えば、Decoratorパターンならこうだ。スターバズコーヒーというコーヒーショップがあり、そのコーヒーのトッピングにより値段を変化させたい。トッピングは複数の種類を重ねられる。ダブルモカにホイップなどだ。

ぼくがこうやって文章で書いてしまうとつまらないが、この状況について失敗例などを示しながら、うまくDecoratorパターンの話へとつなげていく。章ごとに異なる独特な例と、それにパターンをうまく適用して解決していく。記憶に残る。とても良い。

残念なことは、本書の貸し出し期限が明日であり、読みきれないことだ。本書については購入を検討している。

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