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ぼうずやのにっき

『カンフー・パンダ 3 』をみた

寝坊した。新しい携帯電話が届くまで会社の携帯電話を借りることにしたのだけど、目覚ましを設定しそびれた。普段は目覚ましがなる前に起きることも多いのに、こういうときに限って目が覚めないものだ。

さて、先日の旅行の帰りに観た『カンフー・パンダ 3 』のことを書く。もうほとんど覚えてないけど。

カンフー・パンダシリーズは過去に一作も観ていない。名前は知っているけれど、カンフーとパンダはどちらも特に好きじゃない。今回は三作目をほかに良い選択肢もなかったので観た。

主人公のパンダにいまひとつ可愛くなくておっさん臭いという印象を受けた。表情や動きなどが悪いわけじゃないんだけど、悪いわけじゃないからこそだ。中国人のおっさんみたいな表情がうまく出ていて、それを可愛くないと感じた。知り合いに似たような体型も表情の中国人(台湾出身なので、中国人と呼んでいいのかよく分からないが)が居るせいもあるかもしれない。

一作目二作目では何もないところからの成長が描かれたのかもしれないが知らない。三作目でははじめから龍の戦士でカンフーの使い手だ。ただし、気功が使えるわけではなく、弟子を持つわけでもない。三作目ではそれらを身につける。敵との戦いや父親を含む他のパンダとの出会いを経て、そうなる、と。

まあ、だからどうしたって感じなので、ぼんやり観た。めでたしめでたしで終わる。主人公がそこまで暗いわけでもない。のんびりしているようで、積極的だし、前向きだ。それに最初からわりと強い。そこに物足りなさを感じる。もうすこし弱いところから強くなってくれるほうが面白いのだけど……。一作目はもしかしたらそういう姿が描かれていて面白いのかもしれない。