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ぼうずやのにっき

成人

年齢で成人するのはイマイチな気がしている。ある日「今日から君は成人だ」と言われても、それが年齢以上の意味を持たなくて、実態として成人たりえなくても成人化してしまう。

「もう成人しているんだから」と言われても、年齢的な意味でしか成人していないので、それらしくは振る舞えない。もし日本で成人するための試験があるなら、ぼくはきっと子どものままだっただろう。

ひょっとすると、ぼくよりももっと子どもな人もたくさん居て、その人たちも大人にしないと、社会として成り立たないから、という理由で、ぼくでも成人できるかもしれない。そんな試験ならそもそも無意味なのかもしれない。

明確である程度の公平性を保ちながら、成人を生みだすためには年齢が妥当な方法であるに違いない。きっと他に妥当な方法がないのだから、この枠の中でぼくなりに少しずつ大人になるしかない。

明日から一人前だ。

15 min.