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ぼうずやのにっき

『いまさら翼といわれても』を読んだ / purs bundle と parcel の併用

米澤穂信さんの『いまさら翼といわれても』を読んだ。古典部シリーズの 6 冊目。短編集。

『長い休日』に共感するところがあった。折木がなぜ「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」と言うようになったのかという話だ。前回 (2018-11-28) ぼくは「よくこんな面倒くさいことを……と思ってしまう」と書いたのだけど。まさにその答えになっている。ネタバレを避けるために詳細は書かないのだけど……。

ぼくの「なさけはひとのためならず」に通じる部分があった。結果として他人のために動くことと他人のために動くことは別だ。ましてや他人から「他人のために動け」などと言われることは最低の体験だ。


2018-11-29purs bundle のことを書いた。その続き。

purs bundle だと node_modules のものがまとめてもらえないっぽい。そこで webpack を併用しようかと思っていた。

そんなときに↓の記事で parcel を見た。

Parcel 自体は知っていたのだけど試していなかった。せっかくなのでドキュメントを一通り読んだあと試してみた。

index.html から <script src="../output/Main/index.js"></script> のように参照しておき parcel index.html (serve) すればそれだけで HMR っぽく動く。 Parcel やるじゃん。

ただこの状態で parcel build index.html (build) としても purs bundle したものと比べるとあまり縮まない。そこで併用を考える。

  1. index.html<script src="./index.js"></script> のように参照する
  2. index.jsprocess.env.NODE_ENV === 'production' ? require('./bundle.js') : require('../output/Main/index.js') のように参照する
  3. purs bundlebundle.js をつくる
  4. 開発は parcel index.html 、本番は purs bundle して parcel build index.html

たぶん動く。明日はこれを mockmock.dev でやってみる。